千総

2021年9月17日

千総って

2021年9月17日

千総は明治20年(1887年)に初代 西辻 鐵が、大阪の木津で果実商「カネテ」を始めたことからスタートしました。
この明治20年は初めて東京に電灯が灯され、新しい光ある日本の始まりを予感させる年でした。

その当時の日本の果物史は、初めてメロンの種子や葡萄などがヨーロッパから輸入され栽培がスタートするなど、今では私たちが普通に口にする果物がまだこれからという時代でもありました。

その後二代目の西辻 四郎が、大阪市中央卸売市場本場での仲卸業を経て昭和12年に大阪市設阿倍野小売市場で小売業に転業、昭和25年の船場小売市場への移転を機に「千総」と屋号を改めました。

 

またその傍ら、数々の果実販売の関係団体で要職を務め、昭和62年には果実商一筋の歩みとその業界での功績を認められ黄綬褒章を賜りました。

 

この時代と並行し三代目の西辻 豊継が鰻谷(現在の東心斎橋)に事業所を開設、有限会社千総として少しでも多くのお客様に、「新鮮で美味しい果実を味わって頂きたい」という願いを込めて事業を拡げていきました。

その後昭和49年には大阪府堺市の泉北ニュータウンに店舗を移転、これが現在の有限会社千総の基礎となります。

平成14年には四代目の西辻 宏道が代表取締役に就任、明治の時代から四代に渡り培った果物への思いを新しいカタチにすべく、オリジナルブランド「Atelier confiture」を設立しクラシカルジャムを始め、コンフィチュールシリーズの製造・販売を開始しました。

 

平成17年には「05 食の博覧会」に出展、少しでも多くの方に私たちのこだわりの味を知って頂きたいという思いを強め、「楽天市場」での出店販売をスタートさせ15年以上になります。

TV番組など様々なメディアに紹介して頂き、また皆様のご支持を頂く中、さらに商品ラインナップを拡大。
また一方では日本各地の農園様との連携も強め「生産者の顔が見える」良質な果実を使った、安心で素朴な美味しさを追求した商品づくりを続けています。

今後もより美味しいものを皆様に届け続けることができるように事業の発展に努めてまいります。

 

 

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